Point of No-Return

バイクが趣味なおっさんのブログ

泡沫の夢(前書き)

「十年ひと昔・・・」と言いますが、あまり変わった気がしませんね。日本では。
以前少し触れましたが、2016年1月より2018年末まで丸三年間、北京に駐在していました。
気づけば三年が過ぎようとしているので、振り返りも含めて書き起こしておこうかな?

タイトル通り、記憶も感情も「泡沫(うたかた)」になりかけているので…

描き進むにつれて、感想も変わってくるかも知れませんが、
人生で佳き出会い、佳き経験が出来たと思っています。
コロナで大変な最中、領土(海)問題、政治問題など色々、中国に対する想いは
ありましょうが、個々の人は本当に日本人と変わらぬ家族・友人想いの人間が多いです。

「中国人には悪い奴が多いから気をつけろ!」と、よく中国人から注意を受けました…
はっきり言います。三年の駐在期間中、嫌な思い出は全くありませんでした。
逆に中国に巣食う、駐在期間の長い日本人に幻滅することの方が多かったです。

<夜の国贸:ぐおまお> 北京の経済センター(勤務地近く)

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<好運街&蓝色港湾> 外国人駐在員が居住するエリア

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<国貿を一歩入った裏通りの住宅街> この辺りで昼飯をよく食った。

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四環路周辺の通惠河> 単身駐在で相棒はピストバイクのみ(当初は)
 この辺りは日本人は少ない(ほぼ居ない)。一年目はこの辺りに住んでいた。
 (何故かはおいおい書き記します。)

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コロナ禍の真っ只中、なかなか中国・海外への出張や駐在の機会は少ないかと思います。
が、
「チャンスがあるなら行くべき。自分の眼で現地を見て感じる。
 そのためには、仕事以外では日本人なんかと連まず、現地の人間と過ごし、
 折角の機会を現地に住む人から考えや感情を学ぶべき」と、偉そうですが思うのです。

是非、若い人には日本を離れて、外から客観的な視点で日本を見直して欲しいなと、
思ったりしちゃうのですが、それがあなたの成功に繋がることは保証しません。笑

ビジネスマンとして佳き人となるか、人間として佳き人となるか…
なかなか二兎を両方ゲットすることは難しいですね。