Point of No-Return

バイクが趣味なおっさんのブログ

4月1日

新年度ですね。

帰宅し、普段あまりみないFB開いたら、「過去のこの日」ちゅうのが出てきた。

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6年前の今日は広州にいたらしい。

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4年前は北京のカフェにいたらしい。

広州は北京同様、思い出深い場所。

11年前の3.11、私は東京に居たのですが…
誰よりも早く電話をかけてくれたのが、前年仕事で通訳アシスタントを何度かしてくれた
中国人の(当時)学生さん。
「あなた無事か!你是不是死了吗?(以下中国語)・・・」
(你是不是死了吗=直訳:あなたは死んで無いよね?)まぁ死んでたら電話出れないけど

携帯からの国際電話、学生にはかなり高額とは思うのですが、
そんなことも考えずに日本の地震を知り、交換した電話番号に掛けてくれたんでしょう。
もちろん、「安心して!掛け直すから」と言ってこっちから電話しましたが。
(こういう時に友人間では「ありがとう!」は言わないのがマナー。)

嬉しかったですね。
誰かに心配してもらえてるって。それも外国人に。

中国の仕事は前年末で区切りついてたんで、広州への出張もなく、
その後は、今はもうサービス停止しちゃったNet Ease(網易)のチャットサービスで
近況報告するだけの関係でした。
(彼女は仕事の最後に記念でプレゼントした、私の使い古しのMac Bookを愛用してた。
 当時Windows一択の中国では使いにくかったでしょうが…)

彼女は中国人とは言っても漢民族でなく、湖南省に多い少数民族
「苗族miao zu:みゃおずぅ」でした。
広州〜湖南省間は当時、高鉄(新幹線)は走ってなかったので鉄道とバスで、
ほぼ一日かかるようなことを言ってたかなぁ。

その電話以降、なんかお互い連絡が頻繁になり、
GWの休みに、初めてプラベートで広州に行くことにしました。
(彼女が日本に来るのは手続き上、非常に困難)

その時は3日間だけの再会でしたが、遊園地行ったり、珠江の観光船乗ったり、
映画見たり(カンフーパンダだった…)、深夜の天河路界隈を散歩したりと、
楽しく過ごしました。

彼女オススメの湖南省料理は「湖南菜」と言い、
唐辛子の赤いのと花山椒が効きまくった四川料理に、さらに青唐辛子がぶち込まれる
超絶辛くて痺れる料理で、野菜や豆腐がメインでした。

また、広州はタイにも近いので中華とタイ料理がミックスされた厦門料理もあるし、
そもそも広東料理は言うまでもない。
お茶の種類も多いです。中でも菊花茶がメインに飲まれてたかな?
(juhua cha:じゅうふあちゃ。)

夜中、広州の街を歩いてると、置引き犯がお巡りさんに捕まってボコボコにされてたり、
何を勘違いしたか、私にお金を掴ませようとする偽物時計を売ってるチンピラっぽい
人がいたり、二人で始終笑いながら、現地民感覚で広州を体感できました。

前年の仕事を通じて、お互い相手の人となりを理解してたということもありますが…
これまでは、仕事の関係上で飯食ったり、帰りにタクシー乗り合わせたりするだけで、
完全プライベートで、ずぅ〜っと過ごすことなんて無かったのですが、
お互いの言語コミュニケーションレベルも???な感じなのに、なんか、
考えてること、感じてることが分かりあえる感じ。相性なんでしょうかね。

こういう出会いを日本人とはしたことないし、日本人は奥ゆかしいというか、
自分の気持ちを前面に出さない国民性のためか、日本人?の私には理解できない。
Yes/No、好き/嫌い等など。「私の気持ち分かってよ!」というのは私は無理です。笑

まぁ、日本女性に縁がないのは、自分の外見?性格?のせいなのか、
はたまた、生まれる国を間違ったのか…  これは俺のせいでは無いよね?

当時、会社で中国茶用のカップを愛用し、菊花茶ばかり飲んでたので、
企業間短期留学してきた女の子が帰省から戻ってきた際に、
文字通り「山盛り」で菊花茶をお土産にプレゼントしてくれたこともあったなぁ〜

俺は中国人なんだろうか?(一応、血統書では純潔日本人のはずだが)

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