Point of No-Return

バイクが趣味なおっさんのブログ

Harley Davidson & The Marlboro Man:好きな映画

映画も好きですが、Bon joviの”Wanted Dead or Alive”も
バイク乗って、夕方に帰宅するような時に、口ずさんじゃう私の心のテーマソング。

現在では考えられない時代だったんですねぇ〜
何がって、タバコは常時咥えてるわ、バイクで暴走、酒にドラッグ、銃の乱射etc.
「教育上、非常に好ましくない」種類の映画でしょうか?www

主演は当時、日本でも女性ファンが多かったミッキーロークと、
TV版「マイアミバイス」でこれまた、女性陣が贔屓にしてたドンジョンソン。

私も「あぁ、ミッキーロークみたいなニヒルなおっさんになりたい」、
「将来はマイアミ警察に入社して麻薬捜査官になりたい」と超不純な動機で
将来を夢見て、英語を勉強してたもんですわ。(歳がバレるか?)


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まぁ、大体のところ勉強意欲ちゅうのは不純な動機で形成されるもんですわ!
(言い切ったぜ、このオッサン…)

映画の内容は、観てない人がいたら申し訳ないので詳細語りませんが、
金銭至上主義の否定、友情、夢の追及、といった少年ジャンプ的要素で、
ちょっと賢いけど女性ウケの悪いドンジョンソンと、
ちょっと鈍いけど女性にモテるミッキーロークのコンビが夢を掴みに行く話。
と言って良いんじゃないかな。お涙頂戴はなく、随所に笑いが入ります。

イージーリスニングならぬ、イージーウォッチなムービですが、
Bon joviの曲が、なかなか上手く雰囲気と臨場感を醸し出してマッチしてます。
♪ Im cowboy, on a steel horse I ride and Im wanted dead or alive...♪

舞台は70−80年代のシカゴ(だと思う)を中心にラスベガスなど、
当時のアメリカ文化というか社会を表していると思います。
「先進国アメリカ」っていうイメージですが、現実生活の場は褒めれたもので無い…

80年代のロスで暴動が起きた後に、街中歩いて見れば、路上に寝転んでいる
黒人多数。NYに行けば、5番街から少し外れれば怪しげな人間に付き纏われるか
金をせびられる。街中は昭和の大阪下町のようにトイレ臭がひどい…

憧れてたアメリカの現実、ヨーロッパも同じようなもんです。
写真で見れば綺麗ですが、自分の足で一本脇道に逸れて歩けば見えてきます。
人間もそう、欧米の綺麗なモデルさんでも近寄れば毛穴にシミにホクロに体臭…
「だって、人間だもの by タコラみつを」

そんな中で、足掻きながら生きていく人間模様と生の英語を勉強するのに、
映画って本当に良い教科書ですね。
戸田奈津子さんの翻訳も素晴らしいが、英語自体で状況を理解できるように
なれば、もっと映画は面白くなりますね。(中国語も)
あっ、ロシア語はいまだに理解できない…

映画っていいもんですねぇ〜

「Top Gunマーヴェリック」観てきました。1作目より随分いいんじゃない!
もう一回観たい!と思わされる出来だったです。
(アイドル路線で売出し中だったトムクルーズなので、
 1作目は無駄なラブストーリーに流れすぎで、語るべきところが語られず…
 という中途半端感を私は少なくとも感じていたので好きではなかった。)