Point of No-Return

バイクが趣味なおっさんのブログ

泡沫の夢(冬の過ごし方)

今週のお題「冬のスポーツ」

なんにせよ、彼の地の冬は寒いですから…(最低気温−20度にはなる)
また、良くはなりつつあったとは言え、PM2.5が酷い…
どうしても「引きこもり」がちにはなります。

スポーツといっていいのか分かりませんが、ビリヤードはよく行きました。
中国は基本、「賭け事厳禁!」ですので、賭け玉突きや麻雀などはないので(表向き?)
一般人が出入りできる場所に、やばそうな雰囲気はありません。
(多分、北京なんて、びっくりするくらい治安が良い。
 真夜中に女性が一人で出歩いても全然大丈夫なくらい。エリアによりますが)

寒いので買い物ついでに近所のビリヤード屋(台球:tai qiuたいちゅう)に出かけて、
当日の昼飯賭けるくらいだったですかね。www
時間帯的にもローカル男子達がいるような時間ではないので、
「真の中国玉突き」の雰囲気は感じたことはありませんが、場の雰囲気はの〜んびり。
私の場合は、相手が相手なので、ゲームのような単純&勝手ルールで遊んでたなぁ。

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(個人的には関心は全くないですが…)
「金欲に塗れ切ったオリンピック」が開催されてる、この時期の現地の屋外は
池の氷がカチンコチンになってるくらいの状態ですので、できれば外には出たくない。
北京は日本に比べ冬場の降水量も少なく、基本的に雪は降ることはありますが、
積もることはそうそうありません。
空気が乾燥しまくってるので、加湿器の水は頻繁に補給しなきゃいけないわ、
静電気が至る所でパチパチするわ…(水道の水に触れてもパチっとする)

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とは言え、スキーorスノボ・・・行きたいですよね。
北京市内から車で2時間弱走れば、人工雪のスキー場は何箇所かあります。

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直行バスなどもありました。5年前ではまだ一般層には「行きずらい」状況だった
ようですが、自家用車があるNewリッチ族には人気が出始めていたようです。
交通の便が限られている上に、道具自体もそれなりに高額ですし、
入場料にはリフト代やウエアー・道具レンタル費用なども込み込みで、加えて、
中国アルアルの「デポジット(レンタル品の保証金)」も入れて700人民元くらい?
(デポ除きで日本円1万 over。昼飯代入れれば1.5万円くらいかな?
 感覚物価1/3とすれば、5万円弱の出費感覚になりますかね。)

ちなみに、入場料制度は一律なので、ウエアや道具持ち込みでも変わりませんでした。
(ほんま、融通の効かない体制ですわねぇ。今は違うのかも)

結構、ロッジ前は混んでますよ。
私も「へぇ〜結構、人気なんだなぁ。」と感心してたんですが、
みなさま、ロッジ前から動きません。雪景色を見てご満足される方が6割ほど。

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リフト(スキーとボードはリフトが分けられている。これは素晴らしい!)に乗る
「勇気ある人」が4割で、リフトを降りて山頂の景色を見て満足する人達が約半数…
結果、ゲレンデにいる人は全体の2割程度で、うち半数は「座っている」状態でした。

つまり、ゲレンデは約1割の人が独占できる状態です。なかなかいいかもね。
スキー&スノボを称して「滑雪:hua xueふぁしぇ」。
スキーは双板:shuang banしゅんばん」、スノボは「単板:dan banだんばん」。

まともに滑れている人が少ないので、初めてスキーを経験する友人に教えていると
後ろに初心者が、ぞろぞろ着いてきます。www
中国人は「面子」があるのと、基本「人見知り&恥ずかしがり屋さん」なので、
こっちから「一起去吧!(yi qi qu ba 一緒に行こう)」と声かけてあげると、
ニコニコして喜んで色々聞いてきます。最後にはすげ〜しつこいくらいフレンドリーに
なりますので、中国初心者にはプレッシャーになるかも。笑

「お礼に飯を奢らせろ!」とか、「帰りの車代出させろ!」とかね。
そんな時は「朋友,没关系!:ぽんよう、めいぐぁんし」と言えばOK。
=友よ、どうってことないぜ!
(単純に断ると彼らの好意を無にするので、「友人だから気にするな」が一番。
 友達同士なら面子をそう気にする必要はないのです。)

スポーツは言葉が喋れなくても身振り手振りでコミュニケーションが取れるので、
絶好の機会ですよね。友達作りには持ってこい!です。
ただし、当然ですが異性の友人を連れて行ってる時は気をつけましょうね!

違う異性に「優しく指導して、連絡先交換〜」などしちゃってると、
帰路に「予期せぬ騒動」になるかもよ。(テメーに言われるもでもない?笑)
中国の人は日本人以上に「独占欲が強く」「意思表示がはっきり」してるので…

他のスキー場にも行きましたが、人工スキー場ですのでコースや雪質は
日本人にとっては満足できないレベルとはなりますが、欲求不満と運動不足の
解消にはよかったですよ。

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そうそう、スキーヤー/ボーダーのマナーも非常に良かったです。
(日本だと、嫌な思いすることは何度もありますが)
私はフライトの荷物にならないスノーブレード(古いなぁ)一式を持っていってたのと、
ウェアはボマージャケットという格好で十分すぎるほどでした。

板やブーツなどの主要道具を現地で買うのは?ですが、
ウェアやゴーグル等の小物は安く手に入ります。
また、スキー場の入場券やバスチケットなどは、微信(Wechat)や旅行系のアプリ等で
簡単に買えちゃいました。(昔話なので、今はわかりませんが)

現在はコロナ対応はじめ社会的制約があるので難しいかもしれませんが、
北京駐在などで、機会があれば是非行ってみてください。