Point of No-Return

バイクが趣味なおっさんのブログ

身辺整理かな?(と中国の縁起物)

特別お題「わたしの2022年・2023年にやりたいこと

あけましておめでとうございます。

23年に入り、これまで所属していた組織(会社です)から新しい組織に身を移しました。
とは言っても、昨年は既に出向という形でしたので、何が変わるわけでもないのですが。
ほんとは50代でアーリーリタイア目指してたんですが、なかなか人は「ぬるま湯」から
抜け出れないですねぇ…(甘えすぎているかな)それなりに人間関係もできちゃうし…

まぁ、ブログタイトルの通り、もう「後戻りできない」状況だし、
あとは悔いなきよう生きるだけ。
いつおっ死んでもいいように、身辺整理に着手しないといけませんね。
死んで葬式は自分じゃできないので、ここは人に任すしかないけど、
それ以外で他人様の手を煩わすことはしたくないですもんね。

中国から帰国してからか、不思議と「死」に関しても不安がなくなった気がします。
儚い希望ですが、あの世というものがあり、そこでは残念ながら別離れてしまった人達と
また再会できる場所であるのならば、早く行ってみたい気もするし…

そういう意味じゃ、良い人達に巡り会えた幸せな人生だったのかもしれません。
「あの世」で会いたい人がイッパイいるものね。
(別に早く死にたいわけではありませんので。まだ母親も健在だし。www)

趣味はバイクと釣りだけなんで、今の道具にあとは必要に応じてモノを買い足すだけ。
さすがにバイクの乗り換えはしないだろうし。(もうサーキットなんかも興味ないし)

だけど「借り」だけは無くしておかないとね。
幸い借金は、しがないマンションのローンだけでそれほど大きな金額でもなく、
去年はもう一軒持ってた方も売却し残債も清算できました。
前の会社から貰う(雀の涙の)退職金で今月中には精算しようと考えています。
(にしても、退職金にまで税金かけやがって!)

なので、私の「23年にやりたいこと」は『身辺整理』ですね!
さぁ、身軽になっておこう!!

 

…どうも、死ぬとかあの世とか、正月に相応しくない内容ですので、反省して、
中国から持って帰ってきた縁起物?について。

まずは茶器セット。赴任2年目、私の誕生日に燕子がプレゼントしてくれたもの。
白磁に魚の紋様が入っているものですが、
たくさんの茶碗は人に恵まれる、「鱼yu(ゆぅ)」は、魚が居る(魚の絵柄)、
有魚=有余:you-yu(ようゆぅ)に繋がり、富と幸福のシンボルとなります。
(よく中国の飲食店の軒先に金魚を飼っていたり、水槽があるのはそういう意味です。)

このお茶器セットは、妹が中国茶に興味を持ってたのであげちゃいました。

もう一個、持って帰ってきたものがコレ。
遼寧省の鞍山:an-syan(あんしゃん)に行った際に、現地の取引先に頂いたものです。

残念ながら?翡翠ではなく岫玉:xiu-yu(しぃうゆぅ)という石で、蛇紋岩、
大理石の一種です。(マイナスエネルギーから持ち主を守るパワーストーンらしい。)

鞍山では大量に算出されるらしく、当然ながら翡翠よりも安価です。
今はちょうどバイクのキーをぶら下げとくのに具合がいいので玄関で活躍しています。

この鞍山の中心地から北朝鮮国境まではジャスト100kmという近さです。
(行ってみたくはないですが…)
ここは鉄鉱石の産地でもあり、製鉄が盛んな街です。

昔々は細々と製鉄してたようですが、鉄鉱石の大鉱脈を発見し、製鉄所を作ったのは
南満州鉄道…日本人です。
日本の敗戦後、製鉄施設はソ連が持ち去ったようですが、中国共産党は製鉄所を
復活させ、中国の重要な製鉄拠点になっています。

製鉄だけではなく、奇石奇岩の山脈もあり、「千山」と称される観光地なんですが、
お寺(仏教寺院)も沢山あります。

中国共産党文化大革命で宗教を迫害した際に、お坊さんたちが山中に逃れ、
山にお寺を建てて過ごし、嘘か本当かわかりませんが数十年、隠遁していたとの事。
確かに、朽ち果てた寺院跡もいくつかありました。

とはいえ、今は製鉄を中心とした発展都市で、海にも近いこともあり、
海産物を主体に、ご飯は大変おいしかったです。

中国の東北地方、特に黒竜江省のハルピンなんかはメチャ寒くて有名ですが、
長くなっちゃったので、また、紹介します。