Point of No-Return

バイクが趣味なおっさんのブログ

古いMacBookのバッテリー交換(2015early model 12in Retina)

インテル入ってる」のMacBook 12in Retina 2015earlyモデルです。
中国赴任に合わせ購入し、ずっと一緒に過ごしてきました。
私レベルのライトユーザーにとっては、「軽い・小さい・キレイ」が一番!
特に評価が分かれますが、「バタフライ・キーボード」の軽いタッチが私は好き!

とはいえ、一昨年くらいからバッテリー容量が減ってきました。
まぁ既に2023年、寿命ですよね。
逝ってしまうと怖いのでMacbook Airは購入しましたが、永らく一緒に過ごしてきたし、
機能面では全く問題ないので、延命治療を施すことにしました。

でも、バイクやクルマと違って、繊細な機械だから大丈夫かな?
っと思って、専門店に見積もり依頼したら「5万円Over」だって。
じゃぁ、テメーでやったるか!

①バッテリー買う

 なんと1万円切る価格で、専用のトルクスドライバーもついてる!
 ちょっとバッテリーの形が違うのが心配…

 結論から言うと、このセットとドライヤー&パーツクリーナーがあれば出来ます!
 同梱のマニュアルも見やすいし、このマニュアルに従えば、
 ケーブルをコネクターから外す作業も一回だけなので効率的だし、
 ケーブルに起因するトラブルも最小限に抑えられる秀逸さ!

②おもむろに裏蓋のトルクスネジ外す。
 左右と中央部のネジサイズが違うので、外したネジはしっかり管理しましょう!
 (私は釣具:リール分解時に活用する絵の具パレットを使用:笑)

③裏蓋パッカンして、キーボード側(トラックパッド)と繋がっているケーブルを外す
 ケーブルコネクター保護シールを持ち上げて、コネクターの固定タブを上に上げて開放。
 それからケーブルをコネクターから抜く手順。
 ケーブル引っ張ると断線する可能性あるので、コネクターを左右から突っついて徐々にね。

このケーブルが抜けると、モニター/キーボード/マザーボード&バッテリー(裏蓋)が
作業しやすい形態になるんですね。

マザーボードとバッテリーの接続を遮断する

 注意!:遮断する前に緑のドライバーが刺さってる右にある小さな金色?の
     リセットボタンを3秒押して、ドライバー対象位置にある小さなLEDが
     白発光してないことを確認してください。(電源の完全遮断スイッチ)

マザーボードとバッテリー接続は緑ドライバーのスクリューネジで固定されてますが、
ボードの左右中央にもスクリューがあるので、それも外してボードを浮かせるように
します。

⑤バッテリーを外す
 マザーボードを付属のスティックや鉛筆などで浮かせた状態にして、
 付属のヘラをバッテリーの下に差し込み、接着テープを剥がします。
 これは先にドライヤーでバッテリーを温め、接着剤の固着を緩くしてから
 ヘラでバッテリーを浮かせた隙間にパーツクリーナーを吹きかけると
 剥がしやすくなります。

いくら頑張っても裏蓋には接着剤が残りますが、これを剥がして綺麗にするのが
最大の労力を使うんじゃないかなぁ?
コツはドライヤーでマメに温めながら、ギターのピックのようなもので残り滓を
擦ってまとめるようにすることかな?

そうすれば、こんな感じになります。

⑥新品バッテリーを貼り付けて④から逆の手順で修復する

大事!:初回充電の前にiPhone用の充電器など出力の小さな電源で1時間ほど
 「念の為」ウォームアップ充電をしてください。
 ケーブルのご接触などがある場合、Mac標準の充電器だとアウトプットが大きいので
 過電流でコネクターを損傷する可能性もあるそうです。

⑧システムレポートからバッテリー状態を確認
 🍎→このMacについて→詳細情報→システムレポート→ハードウエア→電源

 こうなってれば、大成功!