Point of No-Return

バイクが趣味なおっさんのブログ

ふらっと、ダート(MadJumper2とswansゴーグル感想付)

あ〜、バイク乗りたい。
ここんとこ、週末の度に雨…良い季節なのにねぇ。

「どこ行こう?どっちのバイクで?何食おう?」
などと、昨晩悩んだ上に、「フラットダート走りたいな。」で決着。
そうなりゃ、でかいバイクより小さいバイクになるし、荷物もそうは積めないので
インスタントラーメン一択。www

ということで、いつもお世話になる茨川林道へと繰り出して来ました。

kurekuretakora.hatenablog.com

春先にも行ってますが、フラットだけど、路面状況は石ゴロゴロ&マッディー&
水溜りわんさか…というバイクを汚したくない人は絶対に行かないところ。
(そんなとこ行く奴はオフ車乗りしかいない!)

「はい!この通り見事に泥コーティングできます」

秋晴れのいいお天気。気温もちょうどいい!…が、

ゴールの集落跡まであと1kmのところで路面崩壊。
行けなくはない…が、写真ではわかりづらいですが、崩壊箇所へのアプローチ部分は
応急的な盛土で、決して固まっていない土砂。凹凸も半端ない。
一歩間違えば、タイヤが埋まりそうです。

ぼっちライダーとしては、他人様をアテにしてはイケナイ。
なんせ、猟師か上級登山者、渓流釣り師しか来ないような場所で、
携帯の電波は入りません。

と、いうことで今日の終点で、コーヒー飲んで、ちょっと早い昼飯とします。


昼飯は家に転がっていたチキンラーメンにコンビニで買った粗挽きウインナー。
・お湯沸して、ウインナーぶち込み、
・茹で上がったタイミングでダート走行で「ベビースターラーメン化」した
 チキンラーメンを振りかける?
・グツグツ煮込めば、はい出来上がり。うまし。

ほぼ小一時間、全く人気を感じないまま、猿や鹿の鳴き声を聞きつつ、
獣の出没にビクビクしながら過ごす時間はなかなかにスリリングで、
野生の勘が研ぎ澄まされます。(川のせせらぎを聞きながら癒されようとしてたのに。)

さて、今回は新調したヘルメットとゴーグルの「筆おろし」?
ゴーグルは悩みましたが「安心の日本製」SWANSのMX-TALONにいたしました。
スモークシールドですが、直射日光は適度に遮り、日中の暗い林道でも
しっかり路面が見えて買って正解でした。(偏光レンズなのかな?)

また、通気性もしっかりしている上に、ベルトの取付部がアウトリガータイプなので
しっかり目元に密着し、埃などの侵入もなし。目に優しいっす。

但し、
「メガネをかけてる人には、ほぼ対応不可」だと思います。
一応、「メガネの上からゴーグルを装着できます」とはなっていますが…
私もメガネっ子ならぬ「メガネおやぢ」ですが、手持ちのコンパクトな眼鏡でも
不可能ではありませんが、サイドが押されて実用性は「ほぼ無し」です。

なのでコンタクトを使いますが、逆に通気性ばっちり&防塵性めちゃ高いので、
フルフェイスより快適です。

メットの方は言うまでもなく、軽くて、口元の開放感が高いので快適この上ない。
100km/h以下の速度なら、風圧で振られることはないです。
また、バイザーの整流効果か、虫が顔に当たることが少ない気がします。

何はともあれ、重たい頭を支えている首と肩、背筋が非常に楽。
アドベンチャータイプのバイク乗りなら、ぜひ、お勧めのセットだと思います。

 

kurekuretakora.hatenablog.com

 

泡沫の夢(海南省海口市:あぶない?木の実)

2016年の10月、私は海南省の海口市という街にいました。

住処の北京から遥か2300km、飛行機でも4時間はかかります。
ほとんどベトナム?に近い「中国のハワイ」とも言われる海南島の都市です。


そこで取引先の社長さんと話ししていたら、店のお客さんの待合スペース
:まぁ、そこそこの高級商材売ってますんで、はっきり言って高級な応接スペースですね。
で、待ってるお客様達が高級ソファーに寝そべりながら、なんかクチャクチャやってる。

「あれ、何食ってまんねん?(他们吃什么哪?)」って聞くと、
「等你一下!(ちょい、待っとけや!)」と、どっかに出ていき買って来たのが下図。

さて、この木の実… 知ってますか?
知ってる人は「かなりの通」か、東南アジア通、サーファーに、勝手に決定します。

「美味いのか?」
いえいえ、硬ったいし、消化できないどころか歯ブラシになんじゃねーの?的な繊維質。
加えて一緒に写ってる葉っぱ(キンマ)と何故か白い粉(石灰)の粉が必要です。

<お召し上がりかた>
 ① 木の実の1/4位を毟り取り、キンマの葉っぱの上にON
 ② そこに白い粉(石灰)を振りかけて、キンマの葉っぱで包む
 ③ ②を口の放り込み、ひたすら噛み続ける
 ④   当然だが、口内に唾液が溜まってくるので、飲み込まず吐き出す

ここで上品な日本人諸氏なら、「おいおいどこに吐き出すんじゃ!」
と、なるのですが、社長はすかさず高級なクリスタルの灰皿を出してくる…
「いや流石に、ここには…」
「ええねん、掃除担当の仕事を減らすんじゃない!」

吐き出す唾液は「血のように真っ赤っか」…オェ、なんやこれ?
社長:なんか変化ないか?
わし:なんやねん、何も変わりないで。
社長:前の晩、酒飲みまくったか?
わし:飲んでへんわい。
社長:もう一個いけ(食え)!
わし:おげ。

この木の実ですが『槟郎:binlang(びんらん)』というものらしく、
カミカミしてると、実&葉っぱ&石灰の化学反応で「幸福感」が得られるそうです。
なので店の客人達はソファーに寝っ転がりひたすらカミカミしてたんですね。

私、体質に合わないのか、全く変化なし…
社長曰く「やっぱり日本人は忍者なのか効かないようだな…
つーか、お前はどんだけ飲ませても酒酔わないし、二次会のカラオケ屋(中辛)でも
元気いっぱいやったからなぁ…どないなってんねん!」

ちょっと中南米のコカの葉的な(精製してなくても日本じゃ違法ですよ)ものかと、
思ってたのですが、まぁアジアの「噛みタバコ」的なものかと。
コカの葉や大麻は麻薬扱いですが、槟郎は麻薬ではありません。
が、ナマの実は防疫(害虫)の関係で日本には持ち込めません。

まぁ基本、美味いものでもないですし、健康上の影響(口腔がんや、歯の病気)も、
依存性もあるようなので、手を出さないのが一番ですね。

さて、その夜のご飯は…
海鮮と地元名物の「羊のスープ」。(と、聞いたが)
そう、なんでも出されたものは食べるのが礼儀なのだ!(ウェ〜ン)

 





 

ヘルメット新調(ZEALOT MadJumper2)

夏が過ぎ、秋が来ないまま「寒い!」

夏場のフルフェイスヘルメットは、どんなに通風性が良くてもキッツイですね。
GT-air2も通風は悪くないですが、如何せん通ってくる空気が暑いので…
また、シールド上げてるとオデコの吸入口がシールドに塞がれて風が来ない。
(贅沢な要求ですね)

「えーい、いっそのこと風通しの良いオフヘル行っちゃうか!」
と、いうことで色々物色したのですが、行き着いた先がコレ。

カーボンなんで軽いっす。日本のメーカーですが製造は外国(アジア各国)。
まぁお値段3諭吉なので、納得ですね。今の円安だと更にお買い得?

個人的にはソリッドの白かシルバーが良いのですが(お日様対策)、
カーボンモデルには柄物しかない…仕方なくグレーメタリックを選んだんですが、
このご時世、在庫がなく手に入ったのが今となってしまいました。
まぁ、ゴーグルつけるし林道行くと汗かくのでギリギリ11月くらいまでは使えるかなぁ?

ちゃんと内装も外して洗えるので、安心ですね。
昔、SUOMYとか買いましたが、内装外れるとしても素材がスエードなんかで
洗えないから、高価ですが実用性が…

空気の後部排出口なんかも、金属メッシュが貼られたりして、なかなか良いです。
サイドの大きいメッシュは樹脂っぽいですけどね。

早速被って、たい焼きなぞを買いに走りましたが、
目から鱗、頭からカツラ!ってな感じで、ヘルメット被っていないくらいの
軽さと風通しの良さ!これで私の薄い頭髪の寿命が数年は伸びるような気がします。泣

サイズ感はSHOEIのLサイズに比べ、AraiのLサイズって感じ。(SUOMYにも近い)
頭の形にもよりますが、普段被りのメットと同サイズでOKじゃないかな?
私にはベストフィットでした。

被ったフィールは頭全体というより、頬というか顎あたりでホールドしてくれる感じ。
なんせ軽いので、首がめちゃ楽です。
内装の質感もOKですが、唯一、顎ベルトが、ちょい薄っぺらいのと、Dリングの剛性感が
SHOEIに比べると、ちょい安っぽい感じ。
いずれにせよ「ちょい」レベルなので、対価格比較で言うと満足&お勧めの逸品です。

まぁ色合い的に1000にも250にも似合うかな?