Point of No-Return

バイクが趣味なおっさんのブログ

泡沫の夢(2016前半)

中国内はどこに行くのもパスポートor身分証明が必要です。
正しくいうと、航空券を買うのも、新幹線などの電車の切符を買うのも
予約・チケット入手・チェックイン(改札)時にも提示が必要ですし、
空港は当たり前ですが、新幹線駅でも保安検査場があります。

外国人だけでなく、中国国民でも身分証明(身份证shenfenzheng)が必要。
ようやく就労ビザ(初年度は有効期間1年)も手に入った2月以降、ようやく
出張という名の敵地視察に出歩こことができるようになりました。

f:id:kurekureTAKORA:20211005202304j:plain

初年度のビザ(1年有効)。10月末に継続申請

f:id:kurekureTAKORA:20211005202348j:plain

2回目からは2年有効(継続申請した10月から18年末まで有効)

まずは担当する事業所がある上海・広州・成都のスタッフとの面談があったのに加え、
「中国のハワイ」こと、海南島の三亜で取引先を招待したイベントでの顔見世興行。
ほぼ中華一周の旅、ですね。

f:id:kurekureTAKORA:20211005181936j:plain

まずは、久しぶりの上海に。外滩(waitanわいたん)の変わらぬ風景…
やっぱり人多すぎ。ですが、横断歩道と歩行者用信号ができてました。
上海人は他地域の人間を田舎者と嫌い、他地域の人は上海人をお高くすました奴、
と嫌いあってるのですが、やっぱり中国人の「憧れ」の地域なんですね。
コロナ禍で海外に出かけられない今年の国慶節(国庆节)休暇はスゴイ人出だった
ようですね。

f:id:kurekureTAKORA:20211005192744j:plain

f:id:kurekureTAKORA:20211005192800j:plain

古い欧風の街並みで結婚式用の写真を恥ずかしげもなく撮影しています。

f:id:kurekureTAKORA:20211005192839j:plain
豫园(yuyuan)も人混み。

f:id:kurekureTAKORA:20211005192956j:plain

f:id:kurekureTAKORA:20211005192915j:plain

中国人が大好きな桜も咲いてます。

f:id:kurekureTAKORA:20211005205455j:plain

まぁ、こんだけ人多いわけですから、飛行機も混んでるわけですよね。
この時点ではまだ、チェックインや保安検査場では並ばないわ、
禁忌品を持ち込んでトラブルわ、飛行中のマナーは悪いわ、トイレも汚いわ…
ナドナドで、決して快適ではありません。

ただし、飛行機の「44列目」ここは狙いです。
縁起を担ぐ国民ですので、44=Death合わせは避けますので、比較的空いてる。

f:id:kurekureTAKORA:20211005210437j:plain

今回は一気に回る出張ですのでなかなか時間的ユトリがないまま、
広州・熱い三亜からの…

f:id:kurekureTAKORA:20211005212405j:plain

f:id:kurekureTAKORA:20211005212423j:plain

激辛で有名な四川の成都に。

f:id:kurekureTAKORA:20211005212501j:plain

f:id:kurekureTAKORA:20211005221703j:plain

丼に麻婆豆腐が入ってますね〜。肉物は基本全部、骨付きです。
青椒肉のように「細切り」を意味する(si)がついてると大丈夫ですけど。
日本のように一気にかぶりつくと歯がえらいことになりますよ。

f:id:kurekureTAKORA:20211005221726j:plain

本場のオコゲですよ。中華鍋にご飯貼り付けて乾かし、それを揚げる。
ジュージュー言ってるおこげに餡をぶっかけたところに、
服务员(fuwuyuanふ〜ぇん)が、「かこーん」ってオタマでぶち割ってくれます。

f:id:kurekureTAKORA:20211005221748j:plain

美味いです。辛いけど。
初見の方は翌朝、「激痛」を覚悟しておいてください。

ローカル御用達の飯屋でフルコース。
中国のレストランでの正式なオーダー方法は、
「人数分+奇数個の料理(除くご飯物&スープ)」です。
例えば5名で訪れたとすると、ご飯物とスープは「当然」ですので、
オカズ5品+1〜3品をセレクトするわけです。結構ヘビーですね。
ただ、中国では残すことも大事ですし、それを打包(dabaoだ〜ばお)して
お持ち帰りするのも普通です。
(「面子の国」ですので、オフィシャルな場では持ち帰りませんが、
 家族や仲間内ならきっとテイクアウトして朝食やお裾分けしたりします。)

成都で、ローカル御用達の飯屋で食って、確かビール・酒代別で、
なんと「ひとりあたり50元(当時換算で¥1,000)だ。」と言ってました。
生活ベースの物価は、感覚で日本の1/3くらいなのかな?(除く北京・上海・広州等)

もちろん、成都でも観光地は高いですよ!