Point of No-Return

バイクが趣味なおっさんのブログ

Go West:My home town

年末休暇に入り、まだ?暖かいので西へ…
(実家に帰省&墓参り)

まずは東名阪道で西に向かうが、鈴鹿近辺から雨…
汚れが似合うバイクですが、基本、汚いバイクはキライ。
寒さと水しぶきで半泣きになりながら、奈良盆地が見える頃からお天気が回復。

西名阪 松原JCTから阪和道に入り、まず目指すのは
今や関西新空港でお洒落っぽくはなっていますが、河内弁が蔓延る泉南の地。

海沿いのバイクで走るのも気を遣う路地を彷徨い「かねひろ鮮魚店」に。
(看板なんてない)

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購入するのは「がっちょの唐揚げ」@550円也。
食べなきゃわかんない、The 大阪のスナック。
「がっちょ」はメゴチという魚の現地語。
カサゴは「がしら」、ヒイラギは「ぎんた」などと呼ばれ、
基本は「ええ魚」の部類には入らない…(いわゆる外道扱い。)

がっちょ なんてキス釣りの外道で、釣れると釣り人に「残念な気持ち」しか
与えない最低の魚。(失礼極まりない)

でも、外道連中は意外と美味しいのです。手間さえ惜しまなければ。

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かねひろ鮮魚店
(浜辺の街なんで道路幅が狭く、一方通行が多いし駐車スペースもなし)

 

がっちょ を買った後は、
個人的に好きな(というか、ここのしか食わない)ラーメン屋に。
まぁ、ラーメンは好き嫌いあるよね。
でも、和歌山の原住民のイメージする和歌山ラーメンはこんな感じ。
ペラペラなサバの切り身が乗っかった「早すし」と一緒に食うのが定番。
巻き寿司と茹で卵なんかとテーブルの上に置いてるので、好きなだけ食べて、
会計時に食った数量を申告するシステムです。

有名な井出商店のラーメンは、あんまり和歌山人は好まない。(偏見?)

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丸三(日曜は休み。11:00−21:00)
完全に地元密着型の「中華そば」屋さん。東京にある有名店みたいな堅苦しさは皆無。
(「黙って食え!」なんて、和歌山人には耐えられるわけがない!
 ラーメン食うのになんぼほど気取ってんねん!www)

そうそう、和歌山の人は「ラーメン」とは言いません。
「中華そば」でも面倒なんで、「中華」と言います。注文時は「中華!」と言えば
ラーメンが出てきます。

若いおネイちゃんに、
「中華、食いにいこらよぉ〜(中華を食べに行こう)」と言われた場合、
彼女は円卓でくるくる回る中華料理や王将を期待しているのではなく、
頭の中には「中華そば」しか浮かんでいません。

そうそう、和歌山弁は中国と同じで「敬語」はなかったような気がします。

是非、和歌山の綺麗な海辺や山、温泉と一緒に、
「愉快なヒューマンウォッチング」を楽しんでください。

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