今週のお題「あったか~い」
偶々だが、朝飯食いながら「あ〜温泉行きたい」と思いつき、
随分久しぶりに、近場の日帰り温泉を目指してバイクに跨った。
(単に出発時刻が遅くて、遠乗りには辛かったので…)
近場で大好きなのは、南濃温泉「水晶の湯」
ここは西側から濃尾平野を見渡せる山の中腹にある温泉で、露天風呂から
木曽三川から名古屋、南アルプス方面を見渡せる大好きな場所。
それに、麓の駐車場から5分程度だがマイクロバスで細い登山道を無料で送迎してくれる。
ちょっと、マイクロバスに乗れるのが楽しい。
急な冷え込みで、ショートブーツでバイクに乗ったのを後悔しながら、
「あったか〜い風呂が待ってるぞぉ〜」と頑張って小さなバイクでトコトコ走る。
流石に12月も近づき、紅葉も終わりかけかなぁ。
9:40駐車場に到着。
珍しく他にお客さんが少ない。前はもっと多かったような…
9:50マイクロバス到着、朝一番便は私の他に2名程度でガラガラ。
愛想の良い運転手さんに挨拶しつつ、温泉施設までの短いバス旅。
開店5分前だが、入ってもいいらしい。
あれ?ちょっとリニューアルしたのか、すごく綺麗になってる。
お代を払おうとしたら土日祝日が¥750になってた。(以前は¥500だった)
だから今日は空いてるんだwww。
いやいや、冷えた体を絶景の露天風呂で温めれるなら、+¥250なんて安い安い。
そそくさと浴場に一番乗り!
前はちょっと鄙びた感じでしたが、脱衣場も風呂場もリニューアルされ、
すごく快適になってました。
露天風呂の湯出し口そばの少し熱めの湯でしっかり暖まり、景色を眺め体を冷ましながら、
ゆったりと時間を過ごす…あぁ〜何か、色々溜まってるものが浄化されていくような
解脱感と幸福感。これが温泉の効力ですなぁ。
もちろん内湯もいいけど、個人的には、絶対露天風呂!
すっぽんぽんで屋外にいる非日常(日常だとヤバいよね)感がリラックスの素なのかも。
→決して露出癖はないですよ。
湯に浮かびながら、いろんな人のことを思い出す。
これが誰か一人ならドラマチックでもあるんだろうけど、出逢いが多すぎるのか、
登場人物が多すぎる…笑
こういう時、男は出てこない。(俺だけ?)
仕事のことも出てこない。(仕事嫌いだし)
恨まれてることの方が多いだろうけど、きっと皆、幸せにどこかで過ごしてるんだろうと
勝手に決めつけておしまい。(多分、俺のことも忘れてるだろうし。)
思い出すことで、懐かしく、寂しくなったり、反省もしたりで、心も緩んでくる。
「キリがないなぁ」って所で、内湯のぬるめの湯に浸かり、帰る準備をする。
過ぎたことを悔やんでも、今更何が変わるわけでもなく、
コントロール出来る、出来ないにかかわらず、それが自分の選んだコースだし。
帰りはマイクロバスに乗らず、体の火照りを冷ましながら徒歩で下る。
もちろん、徒歩で登るのもありだが、流石に疲れちゃうしねぇ。
てくてく歩きながら、思うことは一つ。
「昼飯に何食おうか?」
とんでもない野郎だと、自ら思う。
往復80kmのショートツーリング。レギュラーガソリン2Lで行ける旅…
これから、何度、2Lの旅をするんだろうか?