Point of No-Return

バイクが趣味なおっさんのブログ

あると便利なトップケースのDIY取付

基本、バイクは軽いに越したことはありません。
特にコーナリング時は慣性の法則で重いものほど遠心力が
掛かっちゃいますしね。

それに…立ちゴケした時を考えると…引き起こすのが大変。

できれば、重心点をなるべく高くしたくないのが本音ですが、
それじゃ荷物が積めない。

で、私の場合はトップケースはできるだけ軽い樹脂製を選択しました。
(サイドパニアケースもこれまたホンダ純正の樹脂製です。)

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これはGIVIのE43NTL-ADVという品番で製品自体は5kgに収まってます。
ベースへの固定方法はモノロックタイプです。
GIVIケースは固定方法がモノロックとモノキータイプの二種類があり、
比較的軽量・小型のケースはモノロックタイプが主流です。
(キャリアの最大積載は10kg以下になってます。)

まぁ43Lの容量があれば一泊程度の荷物や脱いだウエアの収納には十分。
お値段もネットで買えば2万円以下で手に入ります。

但し、問題がありまして、うちのCRF1000L A2K(アドスポ)には
そのままじゃ付きません。
(純正トップケースも設定なし。つまりトップケースつけるキャラではない?)

適当に「付けば良い」という訳にもいきませんので、
GIVIのアドスポ専用キャリアステー(SR1161フィッティングキット)と
M5Mタイプのモノロックベースを用意しました。

SR1161はキャリアと、車体フレームに固定した補強材で
ベースプレートをサンドイッチする固定方法なので、
取付強度も積載重量も大幅に向上させられると思います。
(ベースプレート固定用ボルト&ナットは4set入ってますが、
 私は6箇所で固定しました。シルバーのナット部が追加部分)

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ただねぇ、SR1161の取付は少々面倒臭いので、
「お金は余ってるが、時間がない人」はショップにお願いしましょう。

そうじゃない人は、以下手順ご参照あれ。
Youtubeを数回見て手順を覚えてください。
が、こりゃ結構、カウルの内爪など折れまくってると思います。
まぁ少々ガタガタ音がなっても気にならなければ…

youtu.be

実際作業してみてアドバイスできるポイントを。
①キャリア固定ボルトの最後尾2箇所のベースナットは
 フローティングされてるので、多分作業中に落っこちます!
 →対策:かるーく瞬間接着しておくが吉。

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フェンダーをフレームから一度、下げ込んでSR1161付けますが、
 Youtubeのようにパワフルな外国人でない場合は知恵を使って、
 新聞などをまとめる時に使う平テープを噛ませて斜め上方に
 引っ張り上げると労力が省けます。(ちょいイラっとします。)

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まぁ、そんなこんなを乗り越えれば、無事、箱が付いちゃいます。

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Total Cost :4万円程度
・E43NTL-ADV 約2万円
・SR1161(輸入)€100送料込 約1.3万円
・M5M   約0.6万円