Point of No-Return

バイクが趣味なおっさんのブログ

ND Roadster考(その2)

「枯れ草に溶け込む忍者カラー」…笑

基本、鮮やかな色が好きな私なんですが、一目惚れ。
RSグレードにしようかと考えていたんですが、
茶色のトップにシート&テラコッタ内装の特別仕様車の試乗車を見て、
「あぁ、これにしよう」と即決。年寄りが乗るにはぴったりかな?

さてさて、シートに座って実際にドライブする前に、ポジションを取って
ステアリングに手を当てたとき、「腋が締まる」っていう感じわかりますでしょうか?

オフロードバイクは腋を開くというか肘を外に向けて乗るんですが、
車は「腋を締める」必要があります。

なぜ?
それはですね、瞬時にステアリングをどっちの方向にも切るためには、
腋が締まっていないといかんからです。実際にエアーでステアリング握ってみてください。
腋が開いてるのと、締まってるのとどっちがステアリング操作しやすいですか?

試乗車は運転しませんでしたが、シートに座って即座にココが感じられたので、
運転するまでもなく、決めちゃいました。

山道なんかめっちゃ運転しやすいですよ。

あとは、エンジンパワーなんですが、1500cc 132psで車重が1020kg。
ネットとグロス換算の違いはあれど、S30型フェアレディZと似ています。
(S30 Zは6気筒の2000cc /NDは4気筒の1500cc)

まぁ、必要にして十分でしょう。日本では。
MT車で、そこそこ高回転まで引っ張れるので、不自由はないです。
低回転域でも4気筒のトルクと1tと言う車重のおかげでエンストなんか気にせず
乗ってられます。精神衛生上非常によろしいですね。
RX-8なんかは常にアクセルを軽く煽ってないと、ストン!ってストールします。

クラッチも軽いし、全てのものが、手の届く範囲というか、手の内にある感じ。
ブレーキもRSのようにブレンボではないですが、良いフィールです。

総じて、ここ一発のバカっ速さはないですが、いいクルマです。

大自然や田舎にマッチしますねぇ〜。

何も今のご時世、全車速追従クルコンとか、レーンキープステアリングコントロールとか
ほぼ自動運転できる車もあるのにねぇ。

だから、このクルマにしたわけです。
私にとって「クルマ」と車は違うわけです。