アフリカツインのタイヤ交換にあたって、大きな不満はなかったのですが、
唯一、気になってたチューブタイヤをなんとかしようと、年末より考えてました。
オフロードでの使用を前提にしたチューブタイヤが悪いとは言いませんが、
一般的な日本のユーザーが「オフばかり」走るわけではありませんし、
オフ専用車として使う人もいないのはメーカーさんも分かってるはず。
勝手な判断ですが、その理由は「チューブレスタイプのスポークホイールを
開発するコストが掛けれなかった or 適合する外モノがなかった」事でしょう。
リア18インチはライバルS社のV-stromが採用していますが、フロント21inがない。
タイヤも開発評価にかなうモノは最適コストで調達できるモノがない。
(海外製を使うと開発・物流・コストがかかる。言う事聞いてもらえる国内メーカーが良い)
→OEM装着のD610なんて完全にオン重視のタイヤなのにねぇ。矛盾しすぎ!
とはいえ、キャストホイールではあの「しなやか」な乗り心地は困難ですね。
まぁ、この辺りは新型アドベンチャースポーツで解決してるのですが、
「旧型乗り」の私は自力でなんとかするしかない。
案1:アフツー適合のチューブレス スポークホイールを購入
候補はSM pro Tubeless wheel set 前後で ¥150,000以上!
ボルトオンでつくらしいがブレーキディスク&スプロケなどの移植が必要。
また、シール部分は樹脂のため、4年が保証期間。(長持ちする可能性あり)
加えて写真だけ見ると、チューブリムを流用しているように見える…
案2:Outexのチューブレスキットを導入
施工に手間がかかる。キットは安価(¥13,000程度)
いずれにしろ、スポークニップル部分からのエア漏れを防いで「なんちゃって」化するだけ。
CRF1000Lの純正ホイールは
①ビードバンプはRrにはありますが、フロントにはないので、フロントはビード落ち
(耳落ち)の可能性は否定できません。(空気圧が極端に落ちなければ杞憂)
②リム内面にはチューブタイヤならではのタイヤ滑り防止用の縦溝を彫っているため、
タイヤビード部分の密着度(エア圧保持力)に一抹の不安あり。
検討の結果、案2にすることに決定。
チューブレス化は「自己責任」ですので、参考にされる際はご留意ください。
さて、決まればあとは工程と必要な工具を準備するだけ。
<工程>
⑴リアタイヤを車体から外す→タイヤ取り外し→ホイール下作業→Outex施工→
タイヤ組込み→ビード上げ→エア漏れ確認→バランス調整→車体に取付
⑵フロントタイヤ(同上)
<工具>
・ビード落とし&タイヤレバー(Motion Pro BeadBreaker Ⅱ)他
・8Lサイズのコンプレッサー&ホイールバランサー&22/27mmロングレンチ
先に言っておきますが、上記全ての準備工具は「使えます!(した)」
無駄にはならないので、ご検討の場合は参考になると思います。
あっ、交換用のタイヤも買わないといけませんよ!(チューブレス)
Fr:90/90R21、Rr:150/70R18
(速度記号はアフツーではH:210km/h 以上が良いですね)
まずは準備編でした〜