Point of No-Return

バイクが趣味なおっさんのブログ

おニク(肉)考…

ベジタリアンやビーガン、宗教的に牛を聖なる動物と崇める方々を除き、
一般的には「ニク(肉)」という甘美な響きには逆らえないのではないでしょうか?

全てが衰え始め、消化能力も衰え始めているオッサンでさえ、
二週間に一度は「ニク、喰いてぇ!」という欲求が起きてきます。

私は「西部の漢」ですので、ここで言うニクとは、すべからく、
「牛:Beef」を指し、豚や鶏、馬に羊、魚類に爬虫類は含みません。(反論は認めない)

かつ、料理法も「ステーキ」であり、どんぶり名家(吉野/すき/まつ)は除外!
100%Beefを謳う、今や亡きロナウド(ドナルド)のお店も除外!
”焼肉”、”しゃぶ”、”すき焼き”も悩ましいところですが、涙ながらに除外っす。

「ニク喰う」も「喰う」であり「食う」ではないところ、同志にはわかって頂けるかと。
漢が「ニク喰う」時はステーキ一択!なのであります。北方謙三の世界なんです!

kurekuretakora.hatenablog.com

いつもの店で、「飛騨牛A5 カイノミ」を200g購入。なぁんと¥1,600程度。
スキレットに油(サラダ油かオリーブオイル)を適量入れて十分熱し、
 包丁の腹でぶっ潰してから刻んだニンニクをカリカリ寸前までフライした上で、
 ニンニクと余分な油は小皿にとっておく。
・ニクには塩胡椒振りかけておき、スキレットに乗っけて焼く…
・焼き上がりにウイスキーなどを振りかけ、火を落としてから醤油を少量ふりかけ、
 余熱で仕上げる。

やっぱり、厚みのある鉄板とガス火でないとね。
余熱の状態で、エノキダケの刻みを放り込み終わり!

こいつを好みのビールで、白飯と一緒にガッツくのである。堪らん…
もちろん、刻みキャベツとトマトなんかのサラダも一緒に。
スキレットに残ったオイルなんかをドレッシング代わりに)
喰うと、なんか、元気が出てくる気がする。

さて、ここでなんですが、「飛騨牛カイノミ」をネットで検索すると、
下手すると買値の5倍以上する…
養老の滝(居酒屋ではない)で有名な養老には、食肉工場があるので直売に近い
お肉屋さんが多く、良質なニクが、良心的な価格で手に入るんです。

新鮮で、美味しく、良いお肉の適正価格ってナンなんだろう?
・価格の高さが国産ブランドのイメージを守るのか?・・・否!
 (逆に浸透しないし、継続的な消費に繋がらないよね。)
・国内農業はじめ国内産業を保護するための各種団体や規制がないと、
 国内の良質な商品は輸入品に太刀打ちできないのか?・・・否!
 (やっぱ国産の方が牛に限らず美味いよね。多少の価格差なら国産を買うよ)

結局、中間に「美味い汁」を吸ってる「何か」がいるんですよね。
それが、生産者や商店の役に立っているんだろうか?

洋服のAOKIの件でも、桜の会・国葬の件でも、広告代理店や仲介組織(公益法人)が
汁吸ってるんですよね。
過去、仕事で繋がりあったけど、「口利き屋」「口入屋」が一番美味しいのですね。

でないと、2020年の状況でオリンピックを強行開催する訳ないものね。
国民の生命より、自分の財布を重視するような悪人が、やっぱり蔓延ってる。
な〜んて、オッサンは美味いニクを頬張りながら、憂うのであった。(鱓の歯軋り)

おわり。