Point of No-Return

バイクが趣味なおっさんのブログ

真実一路:北原白秋ってな感じ?

今週のお題「ほろ苦い思い出」

先週半ばから週末にかけて出張で名古屋まで。
まぁ、沢山の人に会ってお話しして…
結構、疲れるよね。それが仕事だけれども。

帰ってきて翌日、そそくさとクルマに乗って短時間の一人旅。
誰もいない所でコーヒーを飲むのだ!(人呼んで『貧乏カフェ』)

「二人でいたれど まださびし、一人になったら なおさびし」(北原白秋 真実一路)

この詩と出会ったのはまだ若かりし頃、そう、大学受験時代の現代国語の試験問題。笑
Z会の参考書だったかな?まったぁ〜難しい問題出しやがって!


でもね、個人的に思うのですが「現代国語できない奴は人の心や感情を読めない?」
な〜んて思うのですよ。加えて表現力ね。
文章から情景や感情を想像し、自分の言動に反映できるチカラ。
これって社会生活にすっごく大事だと思う。恋愛なんかもそう。

「自分が、自分が!」で対人関係のバランスが取れるわけがない。
同僚に、取引先に好かれる、異性に好かれる、全部一緒だと思うなぁ。
昨今は「婚活」なんてもので相手を探しているケースもあるようですが…

他人の言葉をちゃんと理解し、自分の思いを他人に分かるように伝えるチカラ。
これって結構、頭使うし、疲れると思うのですよね。

そう、人間、二人で居ても相手がうざったく思える時もあり、
めんど臭くなって、一人になったらそれはそれで、相手が恋しくなるんですわね。
正解なんて無いんですよ。

じゃあ、いっぱい恋人作ってみれば、これはこれで世話がやけて疲れる。
一人になりたくなってしまう。笑
「反省の繰り返しが人生」なんでしょうかね。

ま、疲れた時は何も考えず一人で過ごす時間を持つ。
ほんでもって、人恋しくなったら、他人が待つ世界に還るのです。
(おっと、私には待ってくれてる人が居なかった!)

「ほろ苦い思い出」…
そんなもの、イッパイあって語り尽くせませんし、きっと、絶対、間違いなく、
めっちゃ恨まれているに違いないので、その手の話は地獄まで持って行きます!
(天国では別れた人と再会できるというが、いっぺんに来られたら、そりゃアンタ、
 地獄を見まっせぇ〜。なので地獄に行った方が幸せなんでしょう!きっと)

ああ、空は蒼く、陽は優しく身体を温めてくれる。
…にしても、天気が良いと、春の気配ですね。
こんな季節にも関わらず、屋根は全開で、花粉症なのに全身で空気を浴びるのだ。

では『真実一路』を書き添えて、今日はおしまい!
この詩から、何を思うのだろうか?→面倒くさいので寝ることにします。
(そういや、開けていない「白州」があったな…)

真実あきらめ ただひとり
真実一路の 旅をゆく
真実一路の 旅なれど
真実鈴ふり 思い出す

二人でいたれど まださびし
一人になったら なおさびし
真実二人は やるせなし
真実一人は 堪えがたし北原白秋